
この記事の内容
- RADWIMPSの読みにくい曲名の読み方について
- なぜそんな読み方をするのかを説明
この記事の作者について
RADを聴き続けて6年以上&ライブ参戦済みです!
洋次郎さんは天才ですが、時には天才すぎて「これどういう意味なんだ?」と思う曲は結構ありますよね。
今回の記事ではそのような曲の読み方を説明して、なぜこのような曲名になったのかも説明していきます。
知れば知るほど奥深さに気づき好きになる。そんなRADの魔法にかかりにいきましょうか。
この記事のもくじ
1 これなんて読むの?RADの読むのが難しい曲一覧
ではどんどん紹介していきますね。
読むのが難しい曲一覧
・HOCUSPOCAS → ホーカスポーカス
・II U → アイアイユー
・TIE TONGUE → タイタン
・縷々 → るる
・七ノ歌 → なのか
・魔法鏡 → マジックミラー
・37458 → みなしごハッチ
・祈跡 → きせき
・雨音子 → あまおとこ
・4645 → よろしこ
・05410−(ん)→ 起こして
・me me she → めめしい
1 HOCUSPOCAS
初めに紹介するのは ANTI ANTI GENERATION に収録されているHOCUSPOCASです。
この読み方はホーカスポーカスですが、ホーカスポーカスとはどういう意味なのか?
引用
Weblio英和辞書では(奇術師などの)じゅもん、まじない、手品、奇術、ごまかし、でたらめ、いんちき と書いています
歌詞を見る限り、「ポーカー」や「ジョーカー」「チーティング」という単語が出てきたり、和訳してみると少しこの世を皮肉ったような洋次郎さんの顔が浮かんできますね。
ここで全部の歌詞を和訳していると、かなりのボリュームになってしまうのでこの記事では省略させていただきます。
2 II U
次に紹介するのは先ほどと同じANTI ANTI GENERATIONに収録されているII Uです。
このアイアイユーは、タイトルから読み取れる方もいるかも知れませんが、ラブソングになっています。
タイトルだけ見ると、me me she を意識したのかな?って僕は思いました。

歌詞の和訳をする限り、悲しいラブソングになっています。
RADの失恋系ラブソングってどこが他のラブソングと違って、綺麗で儚いのが多いですよね。
3 TIE TONGUE
次に紹介するのもANTI ANTI GENERATIONに収録されている曲です。
このtie tongueという言葉は普段反対で、「tongue tie」で「舌足らず」という意味があります。
また、この曲はラッパーであるMiyachiさんとタイタン・ゾンビーズとのフィーチャリングをしており、このタイタン・ゾンビーズから取ってつけられたのかも知れません。
4 縷々
4曲目は2011年のシングル「DADA」に収録されている縷々です。
この曲はアルバムに収録されていないので、この記事で初めて知ったという方も多いかも知れません。
縷々という言葉は「細々と」という意味で、歌詞を見てみても細かさを意識していることが伝わってきます。
5 七ノ歌
5曲目はアルバム「アルトコロニーの定理」に収録されている七ノ歌です。
この曲は、RAD感が盛りだくさんのラブソングで、ゴスペルの影響もあると言われています。
この七ノ歌という意味は公表されておらず、真意はRADWIMPSのメンバーしか知らないでしょう。
考えれば考えるほど奥が深い名曲なのは間違いがありません。

6 魔法鏡
6曲目は先ほどと同じアルトコロニーの定理に収録されている魔法鏡です。
この曲の読み方がまさか「マジックミラー」だとは思いもしなかったですね。
しかし、歌詞を見ると「なぜこの曲がマジックミラーと読むのか」ということが分かってきます。
なんというか、目の付け所が洋次郎さんっぽくて、RADの中でも奥が深い曲にランクインしていますね。

7 37458
7曲目もアルトコロニーの定理に収録されています。
この37458という曲を初めて見たとき「ん??」としか思えませんでした。
この「みなしごハッチ」という言葉は何なのか?
調べて見るとどうやら1970年に「昆虫物語 みなしごハッチ」というアニメが放送されていたことを知りました。
洋次郎さんは1985年生まれなので、このアニメを見ていたかはわかりませんが、少なくとも僕よりは見ていた可能性は高いでしょう。
歌詞を見る限り、関係していることは間違いないと考えられます。
8 祈跡
8曲目はアルバム「RADWIMPS2〜発展途上〜」に収録されている祈跡です。
タイトルは「戦争で亡くなった人への祈り」と「自分が今こうして生きている奇跡(生命の奇跡)」を合わせたのだと考えられます。
このアルバムはRADがまだインディーズ時代のアルバムですので、なかなかコアなファンでないと知らないかも知れません。
そして、この曲は約9分間とかなりの長さで、洋次郎さんの戦争に対する気持ち、今生きているのは自分の先祖のおかげだという気持ちの強さが現れています。

9 雨音子
9曲目の雨音子はアルトコロニーの定理に収録されています。
この曲は全部が英語で、和訳していくと少しずつどんな曲なのかが分かってきます。
一言で言うと「悲しいラブソング」ですね。
先ほども言いましたが、RADの悲しいラブソングは儚さとともに美しさがあります。
この雨音子は「晴れることのない君への思い」を表しているのだと僕は読み取りました。
10 4645
10曲目はアルバムRADWIMPS3〜無人島に持って行き忘れた一枚〜に収録されている4645です。
このような少しふざけ気味の曲って、なぜか名曲になるんですよね。
俺色スカイも実は10分近くで作られた曲なのに、めちゃめちゃ人気があります。
この4645はほとんどが英語なのですが、先ほど紹介した雨音子と正反対のような曲で、幸せ絶頂期を表しています。

11 05410 –(ん)
11曲目はアルバムRADWIMPS4〜おかずのごはん〜に収録されている05410ー(ん)です。
この曲はまたもや「悲しい系」の曲になっており、なかなか考えさせられる歌詞になっています。
「起こして」というタイトルからは連想できないような内容で、洋次郎さんの遊び心なのかもしくは深い意味があるのかは分かりません。
しかし、「なぜ ん を引くのか」ということだけはこれからも考え続けることになりそうです。
12 me me she
最後に紹介するのは先ほどと同じくRADWIMPS4〜おかずのごはん〜に収録されているme me sheです。
この曲はタイトル通り、かなり女々しい曲になっていて、僕は「もはやメンヘラだな」と思いました。
しかし、とても好きだった恋人にフラれるとこの曲と同じように考えてしまうんですよね。
このような「少し重ための恋愛観」と天才的なワードセンスがちょうどハマっているから、聞いていても気持ち悪さを感じないんだと思います。
2 まとめ
では、内容をまとめていきますね。
読むのが難しい曲一覧
・HOCUSPOCAS → ホーカスポーカス
呪文、インチキを表している
・II U → アイアイユー
悲しめのラブソング
・TIE TONGUE → タイタン
フィーチャリングしているタイタン・ゾンビーズから取ったのかも?
・縷々 → るる
細々としたという意味
・七ノ歌 → なのか
明るめのラブソング
・魔法鏡 → マジックミラー
奥が深く考えさせられる
・37458 → みなしごハッチ
アニメとの関係がありそう
・祈跡 → きせき
戦争で亡くなった人への祈りと生命の奇跡
・雨音子 → あまおとこ
晴れることのない雨を描く悲しめのラブソング
・4645 → よろしこ
幸せ絶頂期のラブソング
・05410−(ん)→ 起こして
タイトルの謎は解明されていない
・me me she → めめしい
究極に女々しいが、RADトップクラスのラブソング
今回は12曲を紹介しましたが、思ったのは「悲しめのラブソングが多い」ということですね。
タイトルが難しいのにはやはり深い意味があるからなのではないでしょうか。
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3 終わりに

やはりRADには敵わないなってこの記事を書いていて思いました。
それと同時にRADに出会えてよかったとも改めて思いました。
これからもRADについての記事を書いていこうと思っていますので、もし「こんな記事を作って欲しい」等の要望がありましたら気軽にお願いします。
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最後になりましたが、この記事を読んで下さった皆さん本当にありがとうございました!
また次回の記事でお会いできることを楽しみにしていますね。