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こんな方におすすめ
- 本を読んでいても全く内容が入ってこない
- 本を読み終わっても次の日には内容を忘れてしまう
- 本の読み方を教えて欲しい
この記事の作者について
・そこそこ有名な私立大学に通う現役大学生
・Webメディア企業専属のプロライター
・毎日5時間以上費やすブログ愛好家
座右の名は「人生謳歌」
いきなりですが、みなさんは本を読んでいますか?
「いや、読んでいるからこの記事を見にきたんだろうが!離脱するぞ?」って思った方すいません。

では、少し質問を変えます。みなさんは本を読んで、その内容を覚えていますか?また、その内容は実際にあなたの役に立ちましたか?
おそらく、本を読んで1時間くらいはその内容を覚えているでしょう。
しかし、1日経てばあら大変。「昨日読んだことってどんな内容だったっけ?」ってなってしまいますよね。
これは別におかしいことではありません。むしろ普通に読んでいるのなら当たり前のことなんです。
では、忘れることなくその本を自分の力に変えることはできないことなのか?
安心して下さい。本を読むときはたった3つのコツを意識すれば忘れることが少なくなり、読書で得た知識を最大限に活かすことも出来ます。
この記事では本を読み方とそのコツを説明し、あなたを”本を読んだという自己満足”で終わらない読書の世界へ連れていきますね!
この記事のまとめ
・知識となる本を読み方として大切なポイントは
① ノートを取りながら読む
② 文章の世界に浸る
③ 定期的に復習する の3つです
・この3つのポイントを実践するだけで、生活時に思い出す回数がグンと増えますよ!

この記事のもくじ
本は何のために読むのか?自己満足?
まずはじめに説明するのは、本とはいったい何のために読んでいるのか?ということです。


本を読む理由
① 自己満足
② 自分の知識を広げるため
本を読む理由① 自己満足
本を読む理由として自分の自己満足だと考えながら読んでいる人はあまりいないでしょう。
まあ、中には「毎日、自己啓発書を読んでいる俺かっけえ」って思いながら読んでいる人もいますけど。

キーポイント🔐
実際に本に書かれてあることを実践できなければ自己満足と変わらない
少し厳しいことを言いましたが、実際その通りなんです。
例えば僕は世界的ベストセラーの『人を動かす』を読み、対人コミュニケーションについて大切なことを学べました。
もっと詳しく
この本で書かれていたことを全て伝える訳にはいかないですが、特に大切なことだと
・聞き手になる重要さ
・怒ることになんのメリットもないこと
・自分の誤りは素直に認めること

これらの教訓は実際に活用していかなければ、意味がありませんよね。
『人を動かす』を読んだけど実際に人と話すときに使わない=読んだ意味はほぼない=自己満足 という訳です。


もっと詳しく
・自己満足とは 自分自身に、または自分の言動に、自分で満足すること。
(goo国語辞書 自己満足より引用)
自分に満足するということは、自己肯定感も上がります。
自己肯定感が上がれば、うつなどになる確率をグッと下げることが出来ますし、自分に自信を持つことはかなりいいことです。
それでも自己満足という言葉がマイナスのイメージで使われているのは ”自己満足が他人に迷惑をかける” ということがあるから。
読書においては自己満足は全然オッケーです!
キーポイント🔐
自己満足で読書することはむしろ良いことでもある!
本を読む理由② 自分の知識を広げるため
知識を広げるためとは「もっと賢くなりたい」「専門的な知識を身につけたい」「将来のため」と思って本を読むことです。
そこには自己満足も含まれていますので、本を読む理由として最適だと考えています。
キーポイント🔐
本は受け身ではなく、自発的に読む
自発的に読むことによってその本の理解度が全く違いますし、何より楽しく読むことができます。

なので、普段から本を読んでいるのであれば ”なんのためにその本を読むのか・どんな知識を手に入れたいのか” ということを考えながら読み進めるとすんなりと頭に入っていきます!

理解度を何倍も上げる本の読み方とコツ
次にこの記事のメインである本の読み方とコツについて説明していきますね!


理解度を上げる本の読み方とコツ
① 大切なところはノートに記す
② 文章の世界に入る
③ 実際に試してみる
本の読み方とコツ① 大切なところはノートに記す
本を読むときはペンとノート。これは必須アイテムです。
ただ本を読むだけで頭にすんなりと入っていくと思っているのであれば、それは大間違い。


では、ノートに書いておくべきことを説明していきますね。
ノートに書いておくこと
・自分が読んでいて大切だと思ったこと
・専門用語
・実験結果(出典も添えて)

自分が読んでいて大切だと思ったこと
主にその本のポイントですね。僕は章ごとや細かい見出しごとにまとめています
この時のコツとすれば ”本に書いていることをそのままノートに写さないこと” ですね。
本を見ずに、自分なりの言葉でまとめることで脳が働き、結果理解度も全然違ってきますよ!
専門用語
その本に書かれてあった自分の知らない言葉、もしくは知っておくことで将来役に立ちそうな言葉をメモします。
僕であればブログで使えそうな言葉を主にメモしていますね。
また、その本独自の言葉もメモするようにしていますね!
実験結果(出典も)
先ほどの専門用語と同じで、自分に役に立ちそうだと思った実験結果・検証結果はメモしておきます。
また、その実験結果をどのように使えるのかを一言メモしておくと、より一層便利ですよ。
そしてこの時忘れていけないのは ”実験を行った方の明記” です。
実験結果だけをメモするのでは無くて、誰が・いつ・どこで行ったのかを書いておくと引用するときに楽になります!
本の読み方とコツ② 文章の世界に入る
「まず文章の世界って何?」と思った方がほとんどだと思うので、簡単に説明すると ”本に書かれていることを頭の中でイメージしながら読む” と言うことですね。


もっと詳しく・具体例
壁画の動物は、輪郭線だけで描かれるか、その中が一色で塗りつぶされているかの、どちらかである。その多くは、いわゆる歪曲描法を使っていて、例えば頭部は横向きだが、角は正面を向いた形で描かれている。
(1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 ラスコー洞窟の壁画より)
この壁画を頭の中でイメージして、実際に自分がラスコー洞窟の壁画を見ているように文章を読んでいきます。
はじめはなかなか難しいかもしれませんが、慣れてくると本を読むのが楽しくなりますし、様々な分野の本でも応用できるようになっていきます。

本を読むコツ③ 実際に試してみる
そして3つ目のポイントは、本で書いてあったことを実際に試してみるということです。
本を読む人で一番やっていないのがこの実践するということ。
これは先ほど説明した ”読んで満足=自己満足” にも繋がっていくのですが、ほとんどの方は読んだだけで書かれてあった事をマスターしたかのような気になります。

本をどれだけ読んでも自分を変えることが出来ていないのは、本の内容が無いのではなくて、読み手が積極的に実践していないからなんです。
ここで言っておきたい事。それは
キーポイント🔐
本は誰かに教えるつもりで読み、そして実際に試してみて効果を確かめる
変なプライドを持たず、自分自身が書かれてあったことをそのまま実践してみることで、読んだだけじゃ気付かなかったことを発見出来ます。
僕はそうやって数々の発見をすることが出来ましたし、効果も感じることが出来ました。

まとめ
ではここまでの内容のポイントをまとめていきますね。
本を読む理由
① 自己満足
→ 自己満足は悪いことではない
② 自分の知識を広げるため
→ 受け身では無く、自発的に読む
理解度を上げる本の読み方とコツ
① 大切なところはノートに記す
→ ポイント・専門用語・研究結果など
② 文章の世界に入る
→ 頭の中で文章で書かれてあることをイメージする
③ 実際に試してみる
→ 実践しない人がほとんど

最後になりますが、この記事を読んでくださった皆さん本当にありがとうございました!
もしこの記事を読んで「少しでも良いな」と思ってくださった方はツイッターのフォローまたはこのブログのブックマークをよろしくお願いします!
また次回の記事でお会いできることを楽しみにしていますね。それではっ!!